最高級のテーラー「センチュリー・テーラーズ・クラブ」

1．着用性を高める

スーツのジャケットは、着脱する機会が多くあります。裏地があるとすべりが良くなるので、着脱がスムーズに行えるでしょう。

また裏地に使用する素材を変えると、吸湿性・放湿性を高めたり静電気を防いだりすることができ、より着用性が高まります。

2．スーツの型崩れを防ぐ

スーツは型崩れすると、だらしなく見えます。

また体にフィットしにくくなり、着用しづらさを感じるでしょう。裏地によって表地の形状が安定するので、型崩れが防止できます。

3．透け防止効果がある

表地によっては透けが気になる生地もありますが、裏地には表地の透け防止効果があります。さらに生地本来の美しさを高めてくれるので、スーツ全体の外観を整えてくれるでしょう。

水牛ボタン

水牛ボタンは、べっ甲調ボタンと呼ばれることもあります。

カメの甲羅やべっ甲に似た柄のもの、トラ柄のものなど色柄が1つ1つ異なっており、見た目が美しいボタンです。天然素材なので、ヒビが入りやすく熱に弱いというデメリットはありますが、表面の仕上がりの美しさはどのボタンにも負けません。

クリーニングのプレスがあたるとツヤがなくなってしまうので、クリーニングを依頼する際はボタンの保護をお願いしましょう。

貝ボタン

貝ボタンは、その名の通り貝から作られているボタンです。高瀬貝・メキシコあわび貝・黒蝶貝などの貝殻から作られます。光の当たり方・角度で様々な光沢が見られ、高級感だけでなく軽やかさや涼しさも与えてくれるでしょう。中でも白蝶貝は希少性が高いため、ボタンの中でも高級品として扱われています。

ナットボタン

ナットボタンは、タグア椰子と呼ばれる椰子の実から作られています。タグア椰子は、主に南米のエクアドルやコロンビアでの熱帯雨林で栽培されている椰子です。見た目はまるで象牙のような柄で、植物の象牙と呼ばれることもあります。

またナットボタンは染めて様々な色に変えられるため、洋服のカラーに合わせて染色可能です。天然素材だからこそ感じられる柄の違いを楽しみましょう。

くるみボタン

プラスチックや金属など芯になる素材の表面を、布や皮革などで包んだボタンをくるみボタンと呼びます。形状は半球型のもの、ボタン穴の開いたものなど様々です。使用する素材次第で色柄が無限に広がります。

ボタンが変わるだけで、スーツ全体の雰囲気・印象が変わります。スーツをかっこよく着こなすために重要なボタンの選び方を紹介します。

ビジネスシーンで着用したいときに最適なボタン

仕事用のスーツにつけるボタンは、上品に見えるようにスーツと同系色の水牛ボタンがおすすめです。光沢のある生地と相性が良く、上品なきらめきが特徴的な貝ボタンを選択する人が増えています。どのボタンを選ぶ場合でも、基本はスーツの色と同系色のものを選ぶと失敗しません。

ボタンをアクセントにしておしゃれを楽しみたいという場合は、スーツの色系統とは違う明るめの色のツヤや輝きのあるボタンを選んでアクセントにすると、スタイリッシュに見えます。色を変えずに、ツヤや輝きのあるボタンを選ぶだけでもおしゃれ度はアップするでしょう。

カジュアルに着こなしたいときに最適なボタン

カジュアルな着こなしを楽しみたいときは、ナットボタンや貝ボタン、くるみボタンなどがおすすめです。特に、天然素材を使用しているナットボタンが持つ軽やかな雰囲気は、カジュアルさを演出できます。

センチュリー・テーラーズ・クラブ（CTC）では、着心地が良い紳士服・テーラーメイドスーツのご注文を承っています。紳士服・テーラーメイドスーツのご依頼は、センチュリー・テーラーズ・クラブ（CTC）にご相談ください。